ＸＫ−２「黒豹」次期主力戦車

XK-2 Black Panther main battle tank

ＸＫ−２主力戦車は旧式化したＫ１戦車やＭ４７／Ｍ４８戦車に取って代わる予定の 韓国陸軍次世代の戦車である。
エンジンにはドイツＭＴＵ社製のユーロパワーパック(１，５００馬力)が 、主砲には自動装填装置付きの新型１２０ｍｍ砲が装備される予定だ。そして装甲とセンサー類はアメリカのＭ１Ａ２や フランスのルクレールに匹敵するレベルのものを目指している。

この韓国の次期主力戦車は、Ｋ１やＫ１Ａ１戦車で蓄積したノウハウを基にして、Ｃ４Ｉが重要なファクターとなる２１世紀の戦場 にも対応できるよう目下開発が進められている。 また近年発達めざましい対戦車ミサイルに対応するため、 ソフトキルおよびハードキル手段も搭載される。 レーザー警戒装置により己がタンクに照射されている照準レーザーの方向を突きとめ、 飛来するミサイルに対しては砲塔後部に設置された ２発の対ミサイルグレネードランチャーがこれを自動的に追跡・破壊する。

まだまだ明らかになっていない点も多いが、かなりの技術的高レベルを狙った野心作のようだ。 韓国陸軍は将来的にこのＸＫ−２を３００〜５００両揃えるとのことである。

関連リンク

■ 世界最強の韓国型戦車・ＸＫ−２が登場

ＸＫ−２に関する中央日報の記事です。
色々突っ込みたくなる内容なのは仕様です、たぶん。

■ South Korea Next Generation Main Battle Tank XK2

YouTubeに投稿された動画です。74式戦車のように姿勢を前後左右に傾けることが出来るようです。