Dave Weckl Band 「Perpetual Motion」

テクニカルだけど聴きやすいフュージョン

チック・コリア・エレクトリック・バンド等の活躍でお馴染みのテクニカル・ドラマー、デイヴ・ウェックルの リーダーアルバムです。

このアルバムは発売されて間もない頃に近所の図書館で見つけたので、これ幸いと CD-Rに 焼いて所持していたのですが、たまに引っ張り出して聴いてみると、これがなかなかいいのです。

ドラマーがリーダーのアルバムではあるけど、特にでしゃばったりもせずタイトに纏めてあるので、

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「ほれほれ、オレってこんなに叩けるんだぜー」

的な嫌味ったらしさもなく非常に聴きやすく仕上がっています。
まあやってることはエライ複雑で高度なんですがそれを感じさせません。

サックスのブランダン・フィールズも派手さはないもののセンスのいいフレーズが随所に光っており カッコイイです。テナー、アルト、ソプラノと、あらゆるサックスを吹いていますが、どの音色もイイ感じ。

タイトなバンドサウンドがこの上なく心地よい１枚です。

Perpetual Motion
リリース		2002年
レーベル		Stretch Records
Track Listing	1	Double Up
	2	Child's Play
	3	Mesmer-Eyes
	4	Skipper
	5	Oasis
	6	7th Sense
	7	Overdrive
	8	12 Acres
	9	Slingshot
	10	Beacon
	11	Tiempo De Festival
Personnel	Drs	Dave Weckl
	Kyes	Steve Weingart
	Bs	Tom Kennedy
	Saxes	Brandon Fields
	Horns	Jerry Hey and Gary Grant on trumpets, and Bill Reichenbach on trombone