北朝鮮核/ミサイル施設

豊渓里(プンゲリ/P'unggye-yok)実験場

推定爆心地(2006年10月9日実験)
北朝鮮が2006年10月9日に実施した地下核実験の推定爆心地と思われる座標です。
地下坑道入り口から東北東へ約2kmの地点です。このことから実験は横穴式で行われたと思われます。
推定爆心地(2009年5月25日実験)
北朝鮮は2009年5月25日にも二度目となる地下核実験を行いましたが、二度目も一度目と同様に豊渓里で行われた模様です。
推定爆心地(2013年2月12日実験)
爆発規模は7キロトン超と報道されていますが、これは広島型原爆(15キロトン)と比較してもかなり小さく、連鎖反応が不完全だったとの見方もあります。
推定爆心地(2016年1月6日実験)
気象庁の報道発表資料によると、発生時刻は10時29分57秒、北緯41.3度、東経129.1度、深さ0km、マグニチュード5.0ということです。
北朝鮮からは水爆実験だったという発表が出されていますが、爆発規模が小さく、水爆であるという確証は今の所得られていません。
地下坑道入り口
核弾頭を地下の起爆位置まで運ぶ地下坑道の搬入口と見られる施設です。
実験支援施設
未確認独立施設
未確認独立施設
高官用宿泊施設と思しき建物

寧辺(ニョンビョン/Yongbyon)原子力研究センター

施設全景
寧辺原子力研究センターは国際原子力機関(IAEA)の査察が行われていた核施設です。 大きく蛇行する河川に隣接するかたちで建設されています。
50メガワット原子炉
5メガワット原子炉
電気出力で5メガワットとよく表記されていますが、熱出力換算で20〜30メガワットの能力があるガス・黒鉛炉です。
2008年6月27日にテロ支援国家指定解除に対する見返りのひとつとして爆破されました。
プルトニウム分離工場
燃料製造施設
研究施設棟

泰川(テチョン/Taechon)原子炉建設現場

200メガワット原子炉
年間約220kgのプルトニウム(核弾頭25〜40発分に相当)を製造可能と見られている建設中の原子炉です。

テポドン発射基地 / 東海(トンヘ)衛星発射場

発射台
テポドンが発射時に据え付けられる発射台です。
ミサイル組み立て施設
コントロールセンター
ミサイル実験の発射・管制を行う司令室と思われる施設です。
ロケットモーター試験設備
ロケットモーターの燃焼実験場と思しき施設です。
基地全景
北朝鮮の咸鏡北道花台郡舞水端里(ハムギョンブクトファデぐんムスダンリ)にある テポドン発射基地(ムスダンリ・ミサイル施設)です。
北朝鮮側の呼称では、東海(トンヘ)衛星発射場というようです。
■関連記事:北ミサイル「破壊命令」 安保会議経て防衛相が発令

東倉里ミサイル基地

北発射台
平安北道鉄山郡東倉里(トンチャンリ)に位置するミサイル施設です。
南発射台
北側の発射台の南東にあるもうひとつの発射台らしき建造物です。
撮影の時点ではまだ建設中であることが伺えます。
施設全景
ムスダンリ・ミサイル施設に続く二つめの長距離ミサイル基地で、 テポドン2号の発射能力を有すると見られています。
2012年4月にはこの基地からのミサイル発射実験が予定されています。
■関連リンク:Satellite Images Show Second Long-Range Missile Site in North Korea(FOXNews.com)

義州(Uiju)空軍基地

基地全景
中国との国境付近に位置する基地です。
Il28(H-5)ビーグル爆撃機を運用しています。
Il-28(H-5)爆撃機×5機
Il28ビーグル爆撃機は初飛行が1948年という旧ソ連製の旧式機ですが、 ペイロードが3トンあり、本機への核爆弾搭載の可能性が指摘されています。
Il-28(H-5)爆撃機×14機
エプロンに13機、タキシーウェイ上に1機確認できます。
Il-28(H-5)爆撃機×14機

Il-28(H-5)爆撃機×7機

Il-28(H-5)爆撃機×5機

その他

日本から電子部品やステンレス材、加工機械など、ミサイルの部品となる禁制品の違法な持ち出しに使用された船です。

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北朝鮮核関連施設
関連ページ
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