辛口料理ハチ、行って参りました。
ハチへ行くのも3度目ということで
勝手も分かっているつもりでしたが、
果たしてどうでしょうか。
まず昼の混雑を避けるために少し
早めに行きました。
到着時間は11:40。まだ店の前にはまだ
誰も並んでいません。思惑通り!
まぁここまではよかった。
さあそして早速店内へ突入!
突にゅ・・・
暑ッ!?
なんだこの異様な暑さは?
冷房付いてないんか!?
いや違う。
8人の客(満席)とカレーの熱気で冷房が一切効いていないのだ!
そういえば以前来たときは春だったか。。
異様な暑さに動揺しつつ、勘定を済ませた客の一人と入れ替わるように着席。
生卵やごはん少なめというオプションもあるのですが、あらかじめ真っ向勝負で挑むと決めて
いたのでそのまま無言でいると、程なくおばちゃんがカレーを用意してくれました。
・・・圧倒的な存在感を発する眼前のカレー。
15ヶ月振りに目にした「それ」はあいも変わらず不敵なオーラを纏っている。
あたかも人類の挑戦を頑なに拒み続けたアイガー北壁のごとくそびえ立って見える「それ」。
北壁に呑まれる16人目の者となるか、それとも見事この頂を制するか・・・。
ピッケルをスプーンに持ち替えいざ口に運ぶ!
辛ッ!!
辛い!
やっぱ辛い!
しかし美味い!
でもやっぱり辛い!
辛い!美味い!辛い美味いからいうまいからうまからうま・・・。
辛さと美味さが口の中を輪廻転生して行く。
あまりの辛さに怯んでしまいそうになるが、
歩みを止めることはできない!
なぜなら背後より迫るプレッシャー、そう、既に順番待ちの客が
私の後ろに待機し始めたのだ!(何せ席が8しかない)
まさに前門の虎、後門の狼。
実はけっこうカレーの温度も熱くて、
はばかるぐらいなんですが、辛さで舌が麻痺し、
辛いんだか熱いんだかよく分からない状態になってます。
そんな味覚の空間識失調状態の中構わずカレーを口に運び続ける。
暑い・・・熱い・・・辛い・・・。
そして後半、やはり来た量的ダメージ(ハチのカレーはボリュームも規格外!)にも耐えつつなんとか完食!
まったく口と胃がヒリヒリするぜ。
完食はしたものの今回も課題の残る結果となった。
今回は味を楽しむ事を目標としていたが、背後より迫る
プレッシャーに煽られ果たせず。
次回の課題はこのプレッシャーに打ち勝つ精神力の会得だなぁ。
あと、この時期店内は暑いので次は秋ごろに行くか(やっぱり行くのか)。
最後にこれから初めてハチに挑む方のために、越えるべき3つの頂を記しておきます。
- 辛さ・・・まぁこれは当然ですね。卵注文である程度緩和可能。
- 量・・・12時間くらい前から何も食べないほうがいいかも。ごはん少なめオプションあり。
- 客のプレッシャー・・・焦ったら負け!
■過去の日記
辛口料理ハチの内部
辛口料理ハチ!