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クイーン・エリザベス級航空母艦
Queen Elizabeth class aircraft carrier

クイーン・エリザベス級航空母艦は2隻の建造が計画されているイギリス海軍の航空母艦である。
1番艦HMS「クイーン・エリザベス」(R08)が2020年頃に、2番艦HMS「プリンス・オブ・ウェールズ」(R09)が2023年頃に
就役し、両艦ともポーツマス海軍基地を母港とする予定だ。
本級が完成すれば排水量65,000トン、全長280メートル、艦載機約40機を搭載する
イギリス海軍最大の航空母艦になる。
65,000トンという排水量は43,000トンのフランス海軍原子力航空母艦「シャルル・ド・ゴール」と100,000トンのアメリカ海軍 ニミッツ級原子力航空母艦の中間に当たり、ロシアの重航空巡洋艦 「アドミラル・クズネツォフ」と同程度の規模だ。
設計
搭載機
クイーン・エリザベス級航空母艦は約40機の固定翼機やヘリコプターを搭載できる能力があるが、この数は「砂漠の狐作戦」において 配備されたトーネードGR1戦闘機の数のほぼ3倍である。
動力機関
戦闘システム
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Specification | |
排水量 | 65,000トン |
全長 | 280メートル |
全幅 | 70メートル |
喫水 | 11メートル |
乗員 | 1,450名(航空要員含む) |
航空機 | 40機(STOVL機、ヘリ含む) |
兵装 | ファランクスCIWSなど |
動力機関 | ロールスロイスMT30ガスタービン×2 ディーゼルエンジン×4 合計出力109MW |
航続距離 | 8,000〜10,000海里 |
アイランドが航海・作戦用と航空機管制用の二つに分割配置された特異の形状が眼を引く空母です。
「クイーン・エリザベス」とか「プリンス・オブ・ウェールズ」という名称はなかなかゴージャスに 聞こえますね。