F−2支援戦闘機

F-2 Fighter Supporter

F-2支援戦闘機

F−2はF−1支援戦闘機の後継機種、FS−X(次期支援戦闘機)として、アメリカのF−16戦闘機をベースに日米共同で開発された 航空自衛隊の支援戦闘機である。

F−16戦闘機をベースにしており見た目こそF−16に似ているものの、 炭素系複合材の一体成型で作られた主翼、アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダー (AESAレーダー)の採用など新機軸が多数もりこまれた まったく新しい機体として誕生した。

F−2は対艦攻撃に特化しているのが特徴で、対艦ミサイルを最大で4発搭載できる能力を持つ。 対艦ミサイル4発を携行するというのは世界的にも珍しい能力だが、このような高い対艦攻撃能力が求められたのは、F−2が 押し寄せるソ連艦隊に対して編隊による飽和ミサイル攻撃を仕掛けることを目的として開発されたためである。

F−2が航空自衛隊に配備され頃には仮想敵としていたソ連は崩壊して既になかったが、 四方を海に囲まれた日本にとってF−2の対艦攻撃能力は強力な抑止力として働き、現在も日本の防衛に 貢献している。

* * * *

青色の洋上迷彩が美しい対艦番長!

* * * *

関連ページ

IAIラヴィ
F−2と同じくF−16をベースにイスラエルで開発されていた戦闘機です。
殲10A(J−10A) 「猛龍」
上記のラヴィの技術が流出して生まれたと言われる中国の戦闘機です。
三菱一式陸上攻撃機
F−2と同じ三菱重工業によって開発され、F−2と同じ対艦攻撃を任務としたF−2から約60年前の機体です。
Specifications
用途 マルチロールファイター
エンジン IHI/GE F110−IHI−129ターボファンエンジン ×1
推力13,395kg(アフターバーナー使用時)
全長 15.52m
全幅 11.13m
全高 4.96m
最大速度 マッハ2.0
実用上昇限度 15,000m
重量 9.53t(自重)
約22t(全備)
燃料搭載量
航続距離 約4,000km
戦闘行動半径 830km
レーダー J/APG−1
武装 20mm機関砲
乗員 1〜2名
コスト 約120億円(調達年度により変動)
初飛行 1995年

Home > ミリタリー > 航空兵器 > F−2支援戦闘機
- Military Realm -
- Sponsored Link -

M-Cubed I TOP

since 2006/08/01