K.G.Maniax!!
The Cutting Edge of Jazz Saxophone
Casino Lights '99 |
- カジノ・ライツ'99 - |
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モントルーでの熱演!
99年のモントルージャズフェスティバルにおいて、当時Warner Brothersに所属していたミュージシャン達のライブ演奏を収録したオムニバスアルバム。参加メンバーをみると、Fourplay、Boney James、Kirk Whalum等いわゆるスムースジャズ系の顔ぶれが揃っているのでメロウなサウンドかと思いきや、なかなかどうして熱い演奏を聴かせてくれます。ケニー・ギャレットは自己のクインテットとジャムセッションの2曲に参加。どちらの曲も素晴らしい出来映えです!
Disc1 03.Wayne's Thang
元はピアノレストリオのアルバム
Triologyに収録されていた曲。
Triologyでの演奏もいいですが、ここではライブだけあってかなり激しい演奏に なっています。煽りまくるクリス・デイヴのドラム、しっかりボトムを支える ナット・リーブスのベース、洒落っ気のあるシェドリック・ミッチェル のピアノ、そして白熱するケニーのサックスが最っ高にカッコイイ!! 4人一体となって織りなすグルーヴ感がたまりません(*´Д`*)
お約束のジャン・ピエールのフレーズが飛び出すクドすぎるエンディングも最高!(笑)
Triologyでの演奏もいいですが、ここではライブだけあってかなり激しい演奏に なっています。煽りまくるクリス・デイヴのドラム、しっかりボトムを支える ナット・リーブスのベース、洒落っ気のあるシェドリック・ミッチェル のピアノ、そして白熱するケニーのサックスが最っ高にカッコイイ!! 4人一体となって織りなすグルーヴ感がたまりません(*´Д`*)
お約束のジャン・ピエールのフレーズが飛び出すクドすぎるエンディングも最高!(笑)
Disc1 07.Always There
インコグニートがカバーしたことでも知られるロニー・ロウズの曲。
ボニー・ジェイムス、ケニー・ギャレット、カーク・ウェイラムというスタイルの違う 3人のサックス奏者のソロが楽しめます。更にギターはラリー・カールトン、キーボードにジョージ・デュークというジャムセッションならではの豪華編成です。 ソロはボニー・ジェイムス→ケニー・ギャレット→カーク・ウェイラムの順。 比較的オーソドックスなボニー、随所にアウトフレーズが光るケニー、ワンコード上でモーダルに吹くカークと三者三様で面白いです。 本来ならばこの後トランペットのリック・ブラウンとキーボードのジョージ・デュークのソロが続くはずなのですが、製品化にあたって残念ながら編集でカットされています(;´Д`) しかしこれだけ大勢が音を出しているのにもかかわらずアクの強いケニーのサックスは埋もれることなくすぐに判別できるほど際だっています。
ボニー・ジェイムス、ケニー・ギャレット、カーク・ウェイラムというスタイルの違う 3人のサックス奏者のソロが楽しめます。更にギターはラリー・カールトン、キーボードにジョージ・デュークというジャムセッションならではの豪華編成です。 ソロはボニー・ジェイムス→ケニー・ギャレット→カーク・ウェイラムの順。 比較的オーソドックスなボニー、随所にアウトフレーズが光るケニー、ワンコード上でモーダルに吹くカークと三者三様で面白いです。 本来ならばこの後トランペットのリック・ブラウンとキーボードのジョージ・デュークのソロが続くはずなのですが、製品化にあたって残念ながら編集でカットされています(;´Д`) しかしこれだけ大勢が音を出しているのにもかかわらずアクの強いケニーのサックスは埋もれることなくすぐに判別できるほど際だっています。
■幻の完全版!?
モントルージャズフェスティバルの模様は毎年NHK BSでも 放映されるのですが、99年度にはAlways Thereも取り上げられて いました。後日この放送を録画したものを友人から借りて観て みたところ、CDではカットされていたリック・ブラウンや ジョージ・デュークのソロも無編集で存在していることが わかりました。更にケニー・ギャレットのソロもCDではカット された数小節が存在することも判明しました!他にもボニー・ ジェイムスのミストーンがあったり等、CD版では色々細かく いじられているようです。そういった編集の結果CD版のほうが 完成度は高くなっていますが、個人的には荒削りでも編集されていない 生の音が聴ききたいところです。
モントルージャズフェスティバルの模様は毎年NHK BSでも 放映されるのですが、99年度にはAlways Thereも取り上げられて いました。後日この放送を録画したものを友人から借りて観て みたところ、CDではカットされていたリック・ブラウンや ジョージ・デュークのソロも無編集で存在していることが わかりました。更にケニー・ギャレットのソロもCDではカット された数小節が存在することも判明しました!他にもボニー・ ジェイムスのミストーンがあったり等、CD版では色々細かく いじられているようです。そういった編集の結果CD版のほうが 完成度は高くなっていますが、個人的には荒削りでも編集されていない 生の音が聴ききたいところです。
■何はともあれ・・・
ケニーの演奏は絶好調だし、他の参加メンバーも豪華!CD2枚組という ことで聴き応えも充分のこのアルバムはお薦めです。ケニーファンの私 としては貴重なライブ演奏が聴けるのが嬉しい一枚です。
ケニーの演奏は絶好調だし、他の参加メンバーも豪華!CD2枚組という ことで聴き応えも充分のこのアルバムはお薦めです。ケニーファンの私 としては貴重なライブ演奏が聴けるのが嬉しい一枚です。
■Songlist Disc:1
Disc:2
■Personel(Wayne's Thang) |
このライブの模様はDVD化もされているので、映像付きで より臨場感あるライブの雰囲気を楽しめます。内容はCDと 同じでカットされていた部分があるわけではありませんが、 ミュージシャン同士のアイコンタクトが見られたり、盛り上がっている 様子がよく伝わってくるのでお薦めです。
特にAlways There ではサックス三人が吹きまくる姿に圧倒されます!
ちなみに映像で確認したところ、ケニーさんはエビスの ジーンズを履いておられました・・・(;・∀・)